【オンライン講座+作り方解説】Scratch(スクラッチ)でパズルゲームを作ろう!書籍「スクラッチ3.0でゲームを作ろう」掲載のゲーム作り方説明

Scratch(スクラッチ)でパズルゲームを作ろう!
KIDSPRO岡田哲郎著書「スクラッチ3.0でゲームを作ろう!」に掲載されているパズルゲームの作り方を解説します。

【中級:作り方説明+クイズ形式】Scratch(スクラッチ)でパズルゲームを作ろう!

Scratch(スクラッチ)でパズルゲームを作ります。パズルゲームを作る過程で、ペイントエディターの使い方、「ドラッグできるようにする」ブロック、ドラッグを止めたときをきっかけとするコードについて説明します。

 

日時: 2023/07/22(土) & 2023/07/23(日) 17:30 ~ 18:30
場所: オンライン講座
対象: KIDSPROスクール生、KIDSPRO eラーニングをご利用の方
必要なもの: Scratchが使えるパソコン、またはタブレット
費用: 無料

説明動画で作るScratchプロジェクト

ゲームのやり方

パズルピースをドラッグして正しい位置に動かし

※Scratchプロジェクト「パズルゲーム」は、https://scratch.mit.edu/projects/876046605よりアクセスできます。

パズルゲーム:パズル土台のスクリプト

のスクリプト

Dinosaur1のスクリプト
  1. 旗をクリックしたら、パズルの土台となるをx座標25、y座標-25に移動して、幽霊の効果を75にして、再背面へ移動する。
  2. 変数「パズル正解」の値を「0」にリセットする。
  3. 変数「パズル正解」の値が「4」に鳴るまで、本スクリプトの実行をストップする。
    ※4つのパズルピースを正しい位置に移動して、変数「パズル正解」の値が「4」になったら、本ブロックの下に連結したブロックが実行されます。つまり、パズルが完成してゲームがクリアしたとして、ゲームクリア用のスクリプトが実行されるようになります。
  4. 「Wand」の音を鳴らし、最前面に移動してから、色の効果を「4」ずつ、幽霊の効果を「-4」ずつ変えるブロックを40回繰り返す。
    は、他のスプライト   の全面に表示され、色を変えながら幽霊の効果が「0」に近づき、半透明ではなくなる。

 

パズルゲーム:パズルピースのスクリプト

   のスクリプト

Dinosaur2-5のスクリプト1
  1. 旗をクリックしたら、などのパズルピースは土台となるに移動する。
    ※ パズルピースの中心点が、土台となるの中心点に移動する。
  2. フル画面モードでドラッグできるようにする。
    ※開発モード上ではいつでもスプライトをドラッグできるが、フル画面モードでは「ドラッグできるようにする」ブロックの実行が必要となる。
  3. 1秒間待ってから「Whistle Thump」の音を鳴らしながら1秒間かけてステージの何処かに移動する。
  4. パズルピースの中心点からの中心点までの距離が25ピクセル以内で、かつ、マウスを押すのを止めたときまでスクリプトの実行を待つ。
  5. から25ピクセル以内で、かつ、パズルピースのドラッグを止めてドロップしたときまで待つ。
    ※つまり、パズルピースが正しい位置から25ピクセル以内で、かつ、パズルピースのドラッグを止めてドロップしたとき、本ブロックの下に連結したブロックが実行される。
  6. スプライトをドラッグ出来ないようにしてから、0.5秒かけての中心点に移動して「Matic Spell」の音を鳴らす。
    ※つまり、パズルピースをドロップしたとき、正しい位置から25ピクセル以内であれば、自動で正しい位置に移動するようになる。
  7. 変数「パズル正解」の値を「1」だけ増やす。
    ※このブロックが実行されたときは、パズルピースを正しい位置に移動できたことを意味するので、変数「パズル正解」の値を「1」だけ増やすことにより、変数「パズル正解」の値を確認すれば何個のパズルピースが正しい位置に移動したか判定できるようになる。
Scratch3.0(スクラッチ3.0)とは?

MITメディアラボにより開発されたビジュアルプログラミング言語。子供たちが物語やゲーム、 アニメーションなどのインタラクティブな作品をプログラミングできる。また、自分の作った作品を世界中の人々と共有できるコミュニティーサイトでもある。世界中で1億人を超えるユーザがいる。
こちらのホームページにアクセスすれば無料で利用できる。

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